経済産業省主催のGXスタートアップ・研究者ピッチコンテストが、GX分野の課題解決に挑戦するスタートアップ・起業家の認知度向上やロールモデルの創出を目的に開催されます。株式会社ウェーブレットも参加15社にノミネートされ登壇します。

日時:2024年3月13日(水)14:00-17:50 
参加方法:対面またはオンライン(途中入退室自由)
会場:住友不動産虎ノ門タワー2F ベルサール虎ノ門
参加費:無料

詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。

■プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000012744.html

■観覧者お申込みフォーム
https://forms.gle/mhMzDHTJ91CrP1nz9

当社が東京大学と共に開発している小型振源装置PASSが、11/21のNHK「おはよう日本」で紹介されました。同番組では、地球温暖化対策の切り札として二酸化炭素地中貯留の重要性が述べられ、連続的に貯留したCO2をモニタリングすることの重要性が放送されました。放映されたPASS振源の写真を添付します。

「米国地球物理学連合(American Geophysical Union)」は、地球物理学や宇宙物理学の分野で世界最大の国際学会です。「平朝彦国際深海科学掘削研究賞(The Asahiko Taira International Scientific Ocean Drilling Research Prize)」は、海洋科学掘削による分野横断的研究における優れた業績や貢献に対して贈られる賞です。

https://www.agu.org/honors/taira/past-recipients

https://www.t.u-tokyo.ac.jp/topics/p2023-09-14-001?fbclid=IwAR2CbUktYGX-EkndjiHCf13BPRBlY-Hg1Ov0NO2gVCJ9qVlfpYpWK0fswfM

辻取締役は、長期の海洋掘削の研究航海に多数参加し、海底下の地震断層・流体挙動や海底熱水鉱床などの研究を実施し、海洋における地下モニタリング技術にも大きく貢献してきました。

株式会社ウェーブレットは、辻取締役の研究成果を実用化・社会実装し、海洋における環境モニタリングにも果敢に挑戦して参ります。

当社は、本年8月9日の日本経済新聞本紙朝刊の「活躍が期待される気候テックスタートアップ特集」において、活躍が期待されるスタートアップの1社として紹介されました(20面)。概要は下記URLでもご覧になれます。

https://www.xsum.jp/dx/startup.html

このURLの中にもありますが、CCSに焦点を置いた弊社の3分間ピッチを下記で見ることができます。

期待に応えられるようこれからも精進して参ります。

辻教授が発明した超小型振源装置PASS(Portable Active Seismic Source)の将来展望を語る動画が公開されましたので、お知らせします。

先にお知らせしました、JR東日本スタートアッププログラム2022秋の発表会(デモデイ)で、株式会社ウェーブレット代表取締役の高橋明久が、採択プログラムのプレゼンを行っています。下記のリンクからご覧ください。ウェーブレットの出番は、43’05″からになります。審査委員の皆様との質疑応答も見ることができます。

「JR 東日本スタートアッププログラム」とは、ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。

株式会社ウェーブレットは、94件の応募の中から7件の採択企業の一つに採用されました。

テーマ:超小型発振装置を使用した地中モニタリングおよび支障物検知

超小型の発振装置を用いて定期的な振動を地中に伝え、得られたデータから地中状況の確認を行います。従来井戸を掘って計測していた地下水位変化を地上での簡易な計測方法により時間的空間的に連続して観測可能かを検証します。また地中にある支障物検知の可能性についても検証を行います。

スタートアッププログラム2022秋採択企業.pdf – Google ドライブ

株式会社ウェーブレットの技術の核である小型振源PASS(Portable Active Seismic Source)の発明者である 東京大学大学院工学系研究科 辻健 教授が取締役最高技術責任者(CTO)に就任致しました。

株式会社ウェーブレット(本社:東京都練馬区、代表取締役:髙橋 明久)は、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 大泉克彦、以下、「東大IPC」)が実施するコンソーシアム型インキュベーションプログラム「1stRound」の第7回支援先として採択されました。

プレスリリースはこちら

https://www.utokyo-ipc.co.jp/2022/10/1stround-7th/

以下、東大IPCの紹介記事より

大学横断型の国内最大級のインキュベーションプラットフォーム「1stRound 

東大IPCが運営する「1stRound」は、大学に関連する優れた技術や着想の事業化、社会実装を支援する国内最大の大学横断型インキュベーションプラットフォームです。東京大学に加え、筑波大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、神戸大学、名古屋大学、一橋大学、北海道大学の 8大学が創出する先進的な技術研究・技術、起業を目指す大学関係者の一層の発掘・支援を広げて参ります。

大学内における技術シーズは多数ある一方で、早期事業化における支援サポートはまだ十分ではないのが現状です。「1stRound」では、初動を加速させるための資金支援をはじめ、経営人材の育成・発掘、事業連携等のネットワークを共有することで大学の垣根を超えたベンチャー創出および育成を目指しています。

過去6年の間に累計60チームを採択し、会社設立・資金調達を支援して参りました。採択支援終了1年以内の会社設立割合約95%、資金調達成功率約90%、大型助成金の採択率50%以上達成と、設立直前直後のチームを対象とするインキュベーションプログラムとして突出した実績を残しています。また、既に採択先と各大手企業との資本業務提携など、オープンイノベーションの事例が10社以上生まれています。関連大学の起業家教育プログラムとの連携により、全採択数の中での再応募からの採択も20~25%を占めており、アカデミアからの起業をより後押しするエコシステム構築を目指しています。

 「1stRound」:https://www.1stround.jp/

  • 九州大学・東京大学の辻研究室では、地下の環境モニタリングを目的として、小型震源装置(PASS)を開発しました
  • PASSには地下数十メートルをターゲットとした10cmサイズの超小型のタイプから、数キロメートルをターゲットとした大きめのタイプのものなどを用途によって使い分けます
  • この震源から発生するスイープ信号を重ね合わせ相関処理を行うことによって信号エネルギーを増大させることができます
  • 受振器としては地震計や光ファイバー型振動計測装置(DAS)を用います
  • これらの組み合わせにより、アクセスが難しい地域も含めて、能動的な振動計測による安価で簡便な連続モニタリングが可能となります
  • この技術は、地盤変動・社会活動・地熱発電・CCS等の環境モニタリングに貢献します

  • 株式会社ウェーブレットは、大学発ベンチャーとしてこの技術を実用化し、調査企画からデータ取得・解析等の技術サービスを提供します

調査の概観

震源装置PASS

 提供:東京大学辻研究室

取得データの例

PASS震源からの信号を海底に設置したDASで取得した例 
(a) S波モード (b) P波モード  (Tsuji et al., 2021)

参考論文については下記をご覧ください
https://www.nature.com/articles/s41598-021-97881-5
https://doi.org/10.1785/0220220049

東京大学のプレスリリースはこちら
https://www.t.u-tokyo.ac.jp/hubfs/press-release/2022/0915/001/text.pdf